熱もよく出ていた、38℃後半の熱が一週間ぐらい続くのが当たり前になっていて今考えたら普通じゃなかった。3日に1日は熱と言ってもいいような日々を過ごしていた。それでも病院に行くという発想がなく、最近運動しないようになって体弱くなったなぁとぐらいにしか思っていなかった。
2005年始めごろ、首が腫れてきてから初めて病院に行ってきた。近くの小さい診療所で内科がなく、外科診察をうけてお医者さんの見解は、きっと内出血して固まったものだと思うけど詳しくは切開して調べてみないとわからないとのこと。市民病院の紹介状をもらったが気づいたらまた放っておいていた。
5月に熱のピークがきた。右側だけにあった首の腫れは首全体に広がっていた。でも学費を稼がないと!とハードに働いた。この頃には髪切りに行くとそこのお兄ちゃんに首の腫れをよく指摘されていた。
我慢強いんかただのアホやったんか。だんだん周りの人たちにも指摘され始めた。
2005年7月6日。姉の一言でやっと病院に行くことにした。
入院保険とか入ってへんし。。と思いながら内科を受診。診てくれたのはT先生。
経過を順に説明していくと先生が一言。「いつから気づいてた?」
その真剣さに不安になる。その日は採血とCTの検査を受けて帰った。二日後にもう一度外来で採血をしてから受診、首の腫れはリンパ節が血液中の異常をきたしていると起こるものらしく、もし腫れあがってきたらすぐにお医者さんにかかるコトと注意された。
今さら言われてもなぁ。
とにかく腫れたリンパ節を切開して検査(生検)をしてみないと始らないらしく、一週間後の15日に外来で生検を受けた。手術は初体験やった。
更に一週間後の22日に検査結果を聞きに外来。
「入院やね」「ベット空くのがまだやから27日入院やな」
えぇぇぇっっ!!
そのときバイトのみんなと8月1日に行く予定のPL花火のことが頭によぎって
「8月2日からの入院にしてください!」
そういうことで生まれて初めての入院が決まった。姉や親戚に事情を説明、入院の準備、フルに働いてた2つのバイトも7月いっぱい末日まで働いて辞めて、 8月1日それまで慢性的に続いていた熱が偶然ひいてPL花火は楽しむことができた。
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